エッジでチャンスを掴む
ソリューション ビルダーとして成功するには、業界の専門知識を活かしてハードウェアとソフトウェアの先進のソリューションを統合し、信頼性の高いソリューションのワンストップでの提供を通じて顧客との信頼関係を築くことが重要です。現在、価値創造と信頼関係構築につながる新たなチャンスは、エッジの運用から生まれます。ITやビジネス オペレーションのリーダーがオペレーション変革に向けてデジタル化やIIoT(Industrial Internet of Things)を推進する中で、ソリューション ビルダーが革新的なエッジ機能を提供できれば、市場規模150億ドルのエッジ コンピューティング市場に参入する機会を掴むことができます。
エッジ コンピューティングは、Industry 4.0、デジタル トランス フォーメーション、IIoTといった取り組みの運用基盤として、現在の運用が抱えるITとOTのコンバージェンス(融合)、セキュリティ、近接コンピューティングといった要件に対応できます。
ソリューション ビルダーは、ストラタスのセキュアでシンプルなゼロタッチの自律型エッジ コンピューティング プラットフォームの性能と信頼性を活用することで、スタンドアロン、あるいはエンタープライズやクラウドと接続する先進のインフラと制御ソリューションを構築できます。
エッジ コンピューティングを基盤にした新しいソリューションの構築
現在、ストラタスのエッジ コンピューティング プラットフォームは、データ収集、生産ラインの監視と制御、アクセス制御システム、リモート アセットなど、クリティカルなアプリケーションの基盤として活用されています。ストラタスのエッジ コンピューティングは、さまざまな業界に展開されている新しい制御・自動化アーキテクチャーにおいて重要な役割を担っています。
現場から上位層にいたるデータ フローを保護
ソリューション ビルダーが使用するHistorian、MES、アセットパフォーマンス、AR/VR、AI、ERP統合といった先進のアプリケーションは、エッジのセンサー、マシン、機器から生成され企業やクラウドに取り込まれる大量の情報を処理する必要があります。ビジネス クリティカルなアプリケーションのデータ保護と可用性が求められ、計画外のダウンタイムが多大な損失を招く環境においては、ストラタスのエッジ コンピューティングが不可欠です。クラウド接続が使用できない環境においては、遅延、帯域幅、コストの問題を解決できます。
サイロの排除と接続性
工場や施設では、複数ベンダーによって長年にわたり導入されてきた様々な制御システムの存在が問題となっており、ソリューション ビルダーによる解決が期待されています。このサイロ化したシステムは、通常は孤立し個別に稼働されるため、特に大規模な導入環境では運用や保守が複雑で支障をきたしています。
サイロ化の問題は、ソリューション ビルダーによるエッジ コンピューティング ソリューションの導入で解消できます。仮想化された単一のプラットフォームに異なるベンダーのソフトウェアをインストールして実行できるようになれば、製造工場や施設に設置されたソリューションの運用、アップデートとアップグレード、保守が容易になります。
ビジネスにおけるエッジ コンピューティングの必要性を測る10の重要な質問
次の質問を活用することで、エッジ コンピューティングがどのようにソリューション ビルダーの皆様のソリューションを強化し、顧客のデジタル トランス フォーメーションを促進できるか、評価することができます。
- ソリューションが導入されているプロセスや環境は、ダウンタイムのコストが非常に高額となる、あるいはダウンタイムを許容することさえできない状況か
- ソリューションが導入されているプロセスやアプリケーションでは、非常に複雑で高い精度が求められているか、あるいは複数の処理が実行され極めて大規模または処理時間が長く、高度な自動化が求められているか
- 顧客に提供しているソリューションには複数のバージョンが混在し、エンジニアリングの標準化と簡素化、容易な導入が成功の鍵を握っている環境か
- ソリューションの提供先は、食品・飲料やライフ サイエンスといった厳しい規制要件のある業界か
- ソリューションは、発電所や石油ガス施設のといった高い安全性を求められる環境で使用されているか
- HMIやSCADAでのHistorianの使用、MESとCBM(Condition Based Monitoring)の使用など、ソリューションで複数のアプリケーションを実行しているか
- ソリューションが製造システムに組み込まれており、企業のシステムと統合されてクラウドに情報を送る必要があるか
- 将来的に、顧客向けに機能とオプションを追加し、ソリューションの機能を拡張する計画があるか
- 顧客は、独自仕様のソフトウェアを使用せずに、標準的なソリューションをベースにソリューション ビルダーの提供する知的財産を活用できることを望んでいるか
- 顧客向けサポートと保守のパッケージの販売で、さらなる収益源を探しているか
現在のソリューションが上記に一つでも当てはまる場合は、Solution Builder Edge Computing(エッジ コンピューティングのソリューション ビルダー)パートナーとして、ストラタスとの連携をぜひご検討ください。
ストラタスのエッジ コンピューティング プラットフォームを選ぶ理由
ストラタスのエッジ コンピューティング プラットフォームは、シンプルでセキュアな自律型プラットフォームです。運用環境向けに設計されており、使いやすく、拡張性、柔軟性、信頼性に優れ、インフラを素早く変革できるプラグ アンド プレイ ソリューションを実現します。主なメリットを以下に挙げます。
シンプル
- 容易な管理 - ストラタス エッジ コンピューティング プラットフォームにソフトウェアを配備する場合は、仮想マシンにソリューションのイメージをインストールするだけで済みます。複数の拠点やサイトが存在する場合でも、アプリケーションのインストールと展開はシンプルになります。
- 稼働までの時間の短縮 - 構築したソリューションのテストが完了したあとは、工場や施設内の複数サイトでの標準化や複製を簡単に実施できます。
保護
- 仮想化と冗長化の統合 - ストラタスの仮想化と冗長化の機能はすべて事前に統合と設定が完了しているため、すぐに使用開始できます。ケーブル接続や設定が不可欠なクラスタ化や、パッケージ ハードウェアのペアリングも不要です。
- 本質的に安全なインダストリアル グレード - Stratus ztC EdgeはClass I Division 2(CI D2)認証を取得済み。ファンレス設計を採用しており、壁面や制御パネル内のDINレールに設置できます。温度-40~60°C、湿度10~95%、振動5~500 Hzの環境で動作可能で、特にミッション クリティカルなアプリケーションの稼働に適しています。
自律型
- システム健全性監視とサポート - ストラタスのエッジ コンピューティング プラットフォームは、24時間365日のシステム健全性監視、更新やパッチ管理の自動化、しきい値設定、アラート受信、ログのレビュー、障害予兆分析といった機能を装備しています。これらが一体となって、ソリューションの総合的な信頼性を向上させます。
- 柔軟な管理 - ストラタスが提供するztC™ Advisorを使用すれば、エッジ コンピューティング プラットフォームのインベントリー全体の健全性と使用率を簡単に確認できるため、問題対応の優先順位付けをリモートから行い、生産性を向上させてリスクを軽減できます。さらに、簡素化されたバックアップとリストア機能を活用して、リモートからあらゆるエッジ コンピューティング プラットフォームのバックアップとリストアを実施できます。
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