多くのパートナーとの協業で、スケーラブルでインテリジェントなプラットフォームのさらなる市場拡大をめざす
東京, Japan – 4月 24, 2024–シンプル・堅牢・自律的なエッジコンピューティングのリーディングプロバイダーである、SGH (ナスダック:SGH)メンバー、米ストラタステクノロジー (本社:米国マサチューセッツ州メイナード、以下「ストラタス」)の日本法人、日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本芳武、以下「日本ストラタステクノロジー」)は、昨年11月に新製品発表いたしました次世代無停止型プラットフォーム「Stratus ztC Endurance™(ストラタス・ジーティーシー・エンデュランス)」(以下「ztC Endurance」)を4月24日より販売開始いたします。なお、製品出荷は2024年6月からとなります。
製品ラインナップは、大規模データセンター及び大規模プラント向け「ztC Enduranceモデル7100」、遠隔オフィス及び中規模プラント向け「ztC Enduranceモデル5100」、エッジの現場及び小規模プラント向け「ztC Enduranceモデル3100」となります。
■強力なパートナー企業と構築する、お客様ニーズに応える幅広い販売チャネル
11月の新製品発表以来、様々な分野のお客様より多くのお問い合わせをいただいております。さらに、アイキューブデジタル、伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)、エフタイム、東芝ITサービス、パナソニック ソリューションテクノロジー、日立システムズ、三菱電機インフォメーションシステムズといった多くのパートナー企業と協業することで、製造業、流通業、交通・インフラ等あらゆる業界のニーズに対し、具体的な販売戦略を構築し、スケーラブルでインテリジェントなプラットフォームのさらなる市場拡大を狙ってまいります。
■各パートナー企業様のコメント
日本での販売、出荷を開始するにあたり、複数のパートナー企業との協業を推進します。今回のリリースについて、各パートナー企業様よりコメントをいただいています。(五十音順)
- 株式会社アイキューブデジタル 代表取締役社長 竹原 正治 様は、次のように述べています。
「株式会社アイキューブデジタルは、ストラタステクノロジー社の製品をプラットフォームとして用い、止まらない工場の実現を目指すデジタルソリューションを共同で提供してまいりました。
新たに販売される「ztC Endurance」は、より信頼性と可用性の高いサーバーとして、ゼロダウンタイムを目指したスマート工場に最適な製品です。今後も、ストラタステクノロジー社のフォールトトレランスの進化とともに、製造業DXに貢献してまいります。」 - 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC) エンタープライズビジネス企画本部長 菅野 政治様は、次のように述べています。
「CTCは、ストラタステクノロジー「ztC Endurance」の 販売開始を歓迎いたします。
CTCは1993年のストラタス製品取扱い開始以降、様々な業種のミッションクリティカルな業務を支えるITシステムの設計から導入、保守運用など両社の協業を通し幅広く提供してまいりました。近年は、高度化しているITのニーズに応えるため クラウド活用やセキュリティ対策、データ分析やAI技術の活用を支援するサービスにまで拡大しています。 CTCは、様々なお客様への対応から培った課題解決力と、高い可用性をもつプラットフォームであるztC Enduranceを組み合わせ、新しい価値創出を推進してまいります。」 - 株式会社エフタイム 代表取締役社長 辻 一成様は、以下のように述べています。
「株式会社エフタイムはストラタステクノロジーの「ztC Endurance」の販売開始を歓迎いたします。
現在はもとより、将来に向けて可用性とセキュリティの重要性は高まり続けます。弊社は長年高可用性のハードウェア、ソリューションとしてストラタステクノロジー製品を販売して参りましたが、「ztC Endurance」の販売開始により更にその可用性が高まることに大きな期待をしているとともに、今まで以上にお客様のニーズに答えられると考えております。」 - 東芝ITサービス株式会社 取締役 熊谷 智博様は以下のように述べています。
「弊社では長年にわたり流通分野や社会インフラ分野に対し、重要な基幹インフラの安定稼働を支えるプラットフォームとしてストラタステクノロジー社の製品を数多く採用してきました。また、提案から構築、24時間の全国保守サービスを提供する中でストラタステクノロジー社とのパートナーシップの強化も進んでいる事を実感しています。
この度発売される「ztC Endurance 」の高い可用性と組み合わせ、より一層お客様の課題解決、業務効率化が進化して行くことを期待しております。引続き、ストラタステクノロジー社とのパートナーシップにより社会インフラを支える重要なソリューションとしてお客様へ付加価値のある提案を推進していきます。」 - パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 常務取締役 赤江 章様は、以下のように述べています。
「パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は、ストラタステクノロジーの「ztC Endurance」販売開始を歓迎いたします。弊社は、2001年の協業開始から20年以上にわたり、一貫してフォールトトレラント製品の価値提供に取り組んでまいりました。
「ztC Endurance」が実現する高い可用性と信頼性は、生産ラインの停止やデータ損失が大きな影響を及ぼす製造業のお客様に適しており、弊社が強みとする製造現場における高度化・可視化・デジタル化ソリューションと親和性の高いプラットフォームであると確信しております。
あらゆる業種において業務の継続は極めて重要であり、「ztC Endurance」の優れた可用性と保守性、管理性によって、これからもお客様のビジネス成功に向けた価値提供を続けてまいります。」 - 株式会社日立システムズ 取締役 常務執行役員 前田 貴嗣様は、以下のように述べています。
「株式会社日立システムズはストラタステクノロジー殿の「 ztC Endurance」 販売開始を歓迎いたします。
ストラタステクノロジー殿とは20年にわたり、ミッションクリティカルなアプリケーションを運用するお客さまへ、無停止型サーバーである「ftServer」を共同で提供してまいりました。当社は、お客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現をサポートすることを目的に、マネージドサービス事業を「Hitachi Systems Managed Services」として展開しております。
「ztC Endurance」 の「止まらない運用」、「優れた保守性」、「高いパフォーマンス」と組み合わせることで、お客さまのデジタル変革を徹底的にサポートできると確信しております。今後もストラタステクノロジー殿とのパートナーシップを強化していきながら、お客さまの課題解決に貢献してまいります。」 - 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 常務取締役 加茂井 薫様は、次のように述べています。
「三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社はストラタステクノロジーの「ztC Endurance」販売開始を歓迎いたします。ストラタステクノロジーとは2001年以来、製造業の分野においてお客様の生産管理や製造実行システムの安定稼働を実現するプラットフォームベンダーとして協業してまいりました。
弊社は製造業DXに向け、MES/データ収集・解析を組み合わせた工場領域のソリューション強化を進めています。「ztC Endurance」の高い可用性と組み合わせることで、お客様の課題解決、業務効率化が実現できるようになると期待しております。」
■様々な分野の企業ニーズに応える「Stratus ztC Endurance」
「Stratus ztC Endurance」 は、以下のような市場や企業ニーズに役立つものとなります。
- システムの無停止運用が求められる領域:
金融や製造業、電力や交通・輸送などの社会インフラ、流通小売りや医療など、システムの無停止運用の需要がある市場で、シンプルな運用とハイパフォーマンスが求められるあらゆる分野。 - 産業オートメーションの新規分野:
近年大きな成長が見込まれる、より高い性能と可用性を必要とする自動化や省人化、より大規模なデータ処理、企業間の連携によるサプライチェーン強化、脱炭素やリスク管理などの分野。
■「ztC Endurance」プラットフォームの特長について
「ztC Endurance」は、ストラタスが今まで提供し続けてきた、システムのダウンタイムとデータ損失の排除、標準的なオペレーティングシステムやアプリケーションを変更することなく利用できるという利便性を継承しています。特別なスクリプトを追加しなくてもシステムの無停止が提供され、プロアクティブに状態監視を行うため、ITの特別な専門知識がなくても、ミッションクリティカルなアプリケーションや高いパフォーマンスを必要とするソフトウェアを安定して運用することが可能です。
- 1)高度な予測技術:「ztC Endurance」は、障害を予測することによりダウンタイムを排除するフォールトトレランス(可用性)技術を用いています。これは、スマートエクスチェンジ機能(Smart Exchange™ )を備えた「Stratus Automated Uptime Layer」により、可能になりました。このことで、ハイパーコンバージドインフラストラクチャなどの他のクラスターシステムに比べ、障害につながる可能性のある個所をより広範囲に追跡することで、システムの運用に影響が出る前に修正措置を自動的に実行します。
- 2)卓越した保護機能:このプラットフォームは、99.99999%のシステム可用性※1と組み込みハードウェア及びソフトウェアのセキュリティ機能により、データの整合性を確保し、処理中のアプリケーションデータの損失を防ぎます。サードパーティのサイバーセキュリティアプリケーションを使用することで、お客様のデータ資産を保護します。
※1) セブン ナイン (99.99999%) のハードウェア可用性の実現のためには、ストラタスの認定したパーツの使用とサポート契約、および適切なシステムアップデートの実行という要件に従うことが必要です。 - 3)容易な管理:「ztC Endurance」 は、リモート監視機能と管理 API が提供されており、管理も簡素化されています。そして、オープンシステムのため、ユーザーにとってなじみがある標準的なIT ツールやシステムと相互運用可能です。標準のオペレーティングシステムには何の変更も加えることなく、このフォールトトレラントアーキテクチャー上で実行可能です。
- 4)優れた保守性:「ztC Endurance」 は冗長性のあるモジュール式で設計されています。コンピューティング、I/O、ストレージ、電源の顧客交換可能ユニット(CRU)が各2台搭載されています。このユニットは専門知識や特別な工具がなくてもシステム稼働中にホットスワップが可能で、効率的な運用を可能にします。
- 5)高い処理能力:このプラットフォームには、第4世代インテルXeonスケーラブル「Sapphire Rapids」プロセッサー、高速NVMe、耐障害性を持つ高性能 DDR5 メモリーなど、最新のテクノロジーが搭載されています。これにより、ミッションクリティカルなアプリケーションや、高度で複雑なアプリケーションを実行するために求められるフォールトトレランスと高いパフォーマンスが実現されました。
■ストラタステクノロジー社について
1980年創業以来、ストラタステクノロジー社(創業時:ストラタス・コンピューター社)は、「ストラタス」ブランドで、40年以上高信頼性コンピューターのトップベンダーとしてビジネスをグローバルに展開し、世界中のお客様に対して、人命、資産、そして収益を保護してきました。
現在、リスクや不確実性を最小限に抑え、ビジネスの成果を最大限に高めるために、多くの企業で業務のデジタルトランスフォーメーションが進められています。ストラタステクノロジー社は、そのような変革を推進するビジネスリーダーのために、導入と保守が容易で、システムの停止やセキュリティの脅威から保護された自律的な「ゼロタッチ エッジコンピューティング プラットフォーム」を提供し、ビジネスクリティカルなアプリケーションの継続的な可用性を保証しています。Fortune500のグローバル企業をはじめとした、世界各国の幅広い業界、規模のお客様に対し、エッジ、クラウド、およびデータセンターで稼働するアプリケーションに安全に情報を送信し、データを実用的なインテリジェンスへと変化させ、稼働時間と効率を向上させる支援を継続的に行ってまいります。詳細はwww.stratus.com/jpをご覧ください.
<お問い合わせ先>
日本ストラタステクノロジー株式会社マーケティング部
Eメール:[email protected]
Stratus、Stratus ロゴ、ztC Endurance、ztC Endurance ロゴ、および Stratus Automated Uptime Layer with Smart Exchange は、ストラタステクノロジーズ・アイルランド社の商標または登録商標です。記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。