日本ストラタステクノロジー株式会社
株式会社アイキューブデジタル
進化した止まらない電子手順書で、製造現場のデジタルトランスフォーメーションを支援
東京 - 2022年9月14日 - シンプル・堅牢・自律的なエッジコンピューティングのリーディングプロバイダーである米ストラタステクノロジー (本社:米国マサチューセッツ州メイナード、社長兼CEO:ディビッド・C・ロレーロ、以下ストラタステクノロジー)の日本法人である、日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本芳武、以下日本ストラタステクノロジー)は、製造業のDX・スマートファクトリー化を支援する株式会社アイキューブデジタル(本社:福岡県北九州市、代表取締役:竹原正治、以下アイキューブデジタル)と協業し、無停止型エッジコンピューティングと組み合わせた電子手順書「Y’s-SF WorkNaviEdge(ワイズ・エスエフ・ワークナビエッジ)」を2022年9月16日より提供開始いたします。
「Y’s-SF WorkNaviEdge」 (オープン価格)※1は、アイキューブデジタルより購入いただけます。
両社は引き続き、その他のY’s-SFシリーズのアプライアンス化製品を計画してゆきます。アイキューブデジタルが持つ製造システムの知見と、ストラタステクノロジーの長年培ってきた「止まらない」技術を合わせ、安心安全なデジタル環境を提供してまいります。
※1):別途サポートサービス契約が必要となります。
Y’s-SFシリーズの新製品「Y’s-SF WorkNaviEdge」作業実績がとれる電子手順書
「Y’s-SF WorkNaviEdge」は、スマートファクトリーソリューションY’s-SFシリーズのアプライアンス化製品第一弾となる新製品です。電子手順書とは、従来、紙に印刷して対応していた製造現場の作業指示書、仕様書、手順書を電子化したシステムで、MES(製造実行管理システム)と連携し、組立工程など人手が必要な作業の指示を行うと同時に、作業者や作業所要時間などの進捗・実績を管理し、MESへフィードバックします。作業ミスをなくし品質のムラを改善するとともに、作業時間を平準化させることで、多機種・多品種生産に早期に対応することが可能となります。データの見える化と生産効率の改善に役立つ製造業のためのDX支援システムとなります。
今回の新製品では、大型設備の組み上げや点検など複数人で作業する場面に対応し、これまでオプション対応であったフットペダルなどの外部入力も標準機能として搭載しました。これらの機能バージョンアップに加え、ストラタステクノロジーの無停止型エッジコンピューティングプラットフォーム「Stratus® ztCTM Edge(ストラタス・ジーティーシー・エッジ)」に標準搭載することで、電子手順書の高可用性※2と冗長化※3を実現しました。両社の提携により、製造現場に不可欠な「止まらない安定稼働」と、ITスタッフの限られた現場でもシンプルな運用管理・保守が可能になります。
※2)高可用性:システムや機器が停止することなく稼働し続ける能力を、可用性(アベイラビリティ)という。
※3)冗長化:冗長化とは機器やシステムなどの予備を用意または運用して、二重化(多重化)することをいう。
「Y’s-SF WorkNavi」無料デモ機貸出キャンペーンについて
「Y’s-SF WorkNaviEdge」の新製品発売を記念して、先着5社様へ無料でデモ機の貸出キャンペーンを実施いたします。
- 受付期間:2022年9月16日〜2022年10月31日まで(限定数に達し次第終了)
- 貸出期間:2022年10月 1日以降で、お客様のご都合に合わせ貸出
- 貸出品:Y’s-SF Worknaviをインストールした体験機(ノートPC)、取扱説明書
- 注意事項:対象は法人のお客様のみとなります。
- 貸出には貸出申込書の記入など、所定の手続きが必要です。
- 貸し出しデモ機は高可用性機能を備えておりません。
- 貸出機に限りがあるため、キャンペーン期間及び貸出数は予告なく増減することがあります。ご了承ください。キャンペーンURLはこちら。https://solution.i3-digital.com/worknavi_demo2022/
クリティカルな産業分野の現場に最適なゼロタッチ・エッジコンピューティング「Stratus ztC Edge」
日本ストラタステクノロジーは、ミッションクリティカルなシステムにおけるダウンタイムを回避するための高可用性ソリューションを様々な業界、企業規模のお客様に提供してきました。近年、産業現場や流通現場におけるIIoT化の取り組みにより、OT(Operational Technology:制御・運用技術)現場のIoTセンサーやIoTデバイスから膨大なデータが生成され、その収集や分析などの利活用が進み、システムに対する可用性が不可欠となってきています。
「Stratus ztC Edge」は、このような現場の高可用性コンピューターへのニーズに対応したゼロタッチ・エッジコンピューティング プラットフォーム ※4・5です。産業現場での運用に特化した堅牢な製品設計で耐環境性に優れ、2ノード(ネットワークでつながる機器)の冗長化構成をとっており、障害発生時も現場業務を止めることなく健全なノードで処理を継続します。故障したノードは、筐体の入れ替えとケーブルの再接続だけの簡単な作業で交換でき、データは自動的に再同期されるため、業務を止めることなく保守対応が可能。専任のIT担当者がいなくても簡単に冗長化構成を復旧し運用することができます。
このように、「Stratus ztC Edge」は冗長構成と仮想化基盤を備えたアプライアンスで、簡単操作を実現したゼロタッチ・コンピューティングデバイスとして、シンプルな操作で高いパフォーマンスと高可用性を実現しています。
※4)ゼロタッチ: 運用や保守に手間がかからないこと。運用負荷軽減を実現して、運用の人的リソース不足の解決を図れ、その高可用性から作業コストや運用コストを大幅に削減できます。
※5)エッジコンピューティング: データセンターやクラウドではなく、人々が活動する場所やモノが生産される工場など、データが生成される場所に物理的に近いところで情報処理を行う「分散コンピューティングモデル」のこと。データが生成された場所でデータ処理を行うことで、より効率を高めることができます。
株式会社アイキューブデジタルについて
2020年株式会社安川電機と株式会社YE DIGITALの合弁会社として設立された、安川電機のグループ企業です。安川電機が保有するACサーボ、インバータ、ロボットといった競争力のあるメカトロニクス製品やその自動化技術と、YE DIGITALが持つIoT/AI製品や技術ノウハウを融合し、両社の強みを活用した、包括的なソリューションを提供しております。製造業へのシステム導入ノウハウを強みに、工場設備のIoT化とAI分析を活用し、工場自動化・最適化を支援する「デジタルシステムインテグレ―ター」として製造現場におけるDX推進、製造業の未来へのイノベーションを創出するお手伝いをしております。
■ストラタステクノロジー社について
1980年創業以来、「ストラタス」ブランドで40年以上高信頼性コンピューターのトップベンダーとしてビジネスをグローバルに展開し、世界中のお客様に対して、人命、資産、そして収益を保護してきました。現在、リスクや不確実性を最小限に抑え、ビジネスの成果を最大限に高めるために、多くの企業で業務のデジタルトランスフォーメーションが進められています。ストラタステクノロジーは、そのような変革を推進するビジネスリーダーのために、導入と保守が容易で、システムの停止やセキュリティーの脅威から保護された自律的な「ゼロタッチ・エッジコンピューティング プラットフォーム」を提供し、ビジネスクリティカルなアプリケーションの継続的な可用性を保証しています。Fortune500のグローバル企業をはじめとした、世界各国の幅広い業界、規模のお客様に対し、エッジ、クラウド、およびデータセンターで稼働するアプリケーションに安全に情報を送信し、データを実用的なインテリジェンスへと変化させ、稼働時間と効率を向上させる支援を継続的に行ってまいります。
お問い合わせ先
日本ストラタステクノロジー株式会社
マーケティング部
電話: 03-3234-5562、FAX: 03-3234-6733
メール: [email protected]
URL:https://www.stratus.com/jp/
株式会社アイキューブデジタル
広報担当
TEL: 093-522-5050
電子メール:[email protected]
URL:https://www.i3-digital.com/
*Stratus、Stratusロゴ、ztC Edgeは、Stratus Technologies Bernuda Ltd.の登録商標または商標です。
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。